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インプラント治療の位置づけ

2021年06月26日
[治療の話]

インプラントという治療について、皆さんも耳にすることが多いと思います。むし歯や歯周病で失った歯を補い、自分の歯のように噛めるようになるよい治療。

一方で、自由診療で高額な治療でもあるため、歯科医院側が強引に勧めてくることがあり、トラブルに発展する事例もあります。当院では、インプラント治療はあくまで、補綴の手段の一つと考えています。

補綴(ほてつ)とは


補綴はむし歯や歯周病、思わぬ事故で歯を失った場合に、歯の機能や見た目を回復する人工歯のことを指します。

歯を失った場合の補綴装置は「ブリッジ」「インプラント」「入れ歯」が挙げられます。

ブリッジ

欠損した歯の両隣の歯を支台にして、橋のように被せ物を装着する治療方法です。材質によって保険が適用するので、費用を抑えられます。また、固定式なので違和感も少なく、しっかり食べることができます。

デメリットは支台となった歯に負担がかかり、両隣の歯が健康な歯でも削らなければなりません。

インプラント

顎の骨に人工歯根を埋入して、その上に人工歯を被せる治療方法です。保険が適用せず、手術が必要になるので金銭的・身体的にも負担がかかります。

しかし、ブリッジや入れ歯と違って自分の歯のように噛める、見た目が天然の歯と変わらない審美性があります。ブリッジでは歯の両隣を削る必要がありますが、インプラントは両隣の歯にダメージを与えません。

入れ歯

ブリッジやインプラントができない場合は、入れ歯で失った歯を補うことができます。例えば歯を連続して失ってしまい、ブリッジの治療が難しい場合は、部分入れ歯を作製することで歯の機能や見た目が回復します。

入れ歯はブリッジやインプラントと比較すると慣れるまで噛みにくいといったデメリットがありますが、取り外しができるので、いつも清潔に保てます。使用する素材によって保険が適用するので費用が抑えられます。

当医院のインプラント治療の位置づけ


当院では、確実に患者様の利益になると判断した場合に、インプラントをお勧めしています。

例えば、失った歯の両サイドがすでに被せ物となっているのであれば、無理にインプラントにするのではなく、ブリッジをお勧めする場合もあります。

反対に、両隣の歯がむし歯や歯周病に罹患しておらず、顎の骨がしっかりしている場合は、インプラント治療の方が患者様の利益になるので、インプラントをすすめる場合があります。

インプラントは失った歯を取り戻せたような感覚になる素晴らしい治療ではあります。しかし、患者様のお口の状態や、生活習慣をしっかり見定めていないとインプラント治療を行ってもよい結果にはなりません。

当医院では、しっかりと診査・診断を行い、患者様に適切な治療方法の提案をしています。歯を失って治療方法の選択に悩まれている方は、デンタルクリニックWHITHIAにお気軽にご相談ください。