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歯科衛生士の仕事

2021年06月26日
[治療の話]

歯科医院には、歯科医師の他に歯科衛生士がいます。歯科衛生士と歯科助手の違いがわからない方も多いのではないでしょうか?歯科医師と同様に国家資格である歯科衛生士の仕事は、どのようなものがあるのか説明します。

歯科衛生士とは


歯科衛生士は国に認められた国家資格。歯科衛生士法に「歯科衛生士の資格を定め、もって歯科疾患の予防および口腔衛生の向上を図ることを目的」と定められています。

つまり、患者様のお口の健康を維持するために、歯石除去や歯磨き指導、フッ化物を応用したむし歯の予防処置、生活習慣のアドバイスをする役割があります。

歯科助手との大きな違いは、歯科衛生士は患者様のお口の中を触れて施術ができるのに対して、歯科助手は患者様のお口に直接触れることができません。

歯科衛生士の仕事


歯科衛生士の仕事は歯科予防処置・歯科診療補助・歯科保健指導といった3つの仕事があります。歯科衛生士の仕事の一部を紹介します。4

スケーリング

スケーリングは、歯や歯の根っこに付着した歯石を除去します。クリーニングの際に、器具で歯をカリカリとされた方も多いのではないでしょうか。これはスケーラーと呼ばれる器具を用いて、歯に付着した細か歯石を除去しているのです。

また超音波スケーラーやエアスケーラーと呼ばれる機械を使って、歯ブラシでは落としきれない歯垢や歯石をすばやく除去します。

PMTC

PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で、専門家による機械を使用した歯のクリーニングを行うことです。
スケーリングとの違いは、歯石の除去(スケーリング)を行いながら、歯垢やバイオフィルムの除去と、歯に付着した着色の除去、虫歯予防をするフッ化物塗布も含まれています。PMTCでは特殊な機械を使って歯全体をキレイにします。

TBI

TBIとはTooth Brushing Instructionの略で、歯磨き指導を指しています。歯磨きの目的は、その日に食べた食べかすの除去と、歯垢(歯に付着した細菌)の除去で口腔内を衛生的に保つことが目的です。毎日の歯ブラシは歯の健康を維持するためにも重要な役割があるのです。

むし歯や歯周病は歯垢が原因。毎日歯を磨いているつもりでも磨けていない場合が多く、TBIでは「磨いている」を「しっかり磨けている」状態になるように正しい歯磨きの方法をお伝えしています。

歯科医師のアシスタント

診療は一人では行えません。歯科医師が行う治療の準備や器具の受け渡し、片付けなど、患者様一人ひとりの治療時間は決まっています。限られた時間でスムーズに治療を行うためにはアシスタントは欠かせません。

アシスタントは歯科助手も行うことができます。インプラント治療の場合は、専門的な知識が必要になるので歯科衛生士が担当する場合があります。

歯科衛生士は歯科医院に欠かせない存在


歯科衛生士の仕事の一部を紹介しました。他にも喫煙指導やカウンセリング、仮歯の作製、歯の型取り、ホワイトニングなど仕事の範囲は多岐にわたります。

デンタルクリニックWHITHIAでも歯科衛生士が活躍しており、欠かせない存在となっています。