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当院の技工物のお話

2021年04月24日
[治療の話]

患者様にとって歯科技工士は、あまりなじみがない方が多いのではないでしょうか。それもそのはず、歯科技工士は技工所と呼ばれる所にいるため、患者様と直接対面する機会がほとんどありません。今回はチーム診療の記事で少し触れた、歯科技工士についてお話します。

歯科技工士は、歯の型に合わせてつめ物、被せ物、入れ歯などの制作や修理を行います。そのため歯科技工士は、制作技術が求められる職人のような面があります。歯科技工士は専門学校2年以上学び、国家試験に合格して「歯科技工士」の資格を取得することができます。

歯科技工士は技工設備が備わっている歯科医院、または歯科技工所に勤務されている方が多く、技工設備が整っている歯科医院では、患者様と直接関われるメリットがあります。

また、歯科技工所で働く歯科技工士は、取引先の歯科医院から制作を依頼されるため、幅広く経験を積むことができます。

歯科技工士は歯科治療に欠かせない存在
歯科技工士は歯科治療には必要不可欠な存在です。歯科医師や歯科衛生士がどんなに腕が優れていて、いい治療を行っても、歯科技工士がいなければ、最善な治療を行うことができません。

歯科技工所に依頼するメリットは自費、インプラント、矯正など各分野に特化したプロに依頼できることです。つめ物や被せ物のクオリティが非常に高いものに仕上がります。

しかし、ただ歯科技工所に依頼をすれば良いわけではありません。精度の高い歯科技工物に仕上げるためには、歯科医師と歯科技工士の信頼関係が必要になります。そのため、当院では歯科技工士との信頼関係を築き、綿密な打ち合わせを行い、クオリティの高い歯科技工物の制作を行っております。

最近は海外に発注する歯科医院も多く、国内の歯科技工所でも、海外の下請けに外注しているところもあります。そのような歯科技工物は、安全性が確立されていないというのが現状です。

歯科技工物はお口の中に入れるものです。安心安全な歯科技工物を提供することは、歯科医師として当然のことです。デンタルクリニックWHITIAでは、国内でも技術力が高く、信頼のある歯科技工所に依頼をしておりますので、ご安心ください。