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治療で不自然な見た目になってしまった歯を、自然な見た目にしませんか?

2021年03月06日
[治療の話]

むし歯の治療は、患部を削り、削ってしまった箇所はつめ物やかぶせ物で補います。保険の治療の場合、銀歯やコンポジットレジンとよばれる白いプラスチックの材料を使用します。

保険の治療でも白くできますが、プラスチックの素材は天然の歯と見た目の違いが大きく、経年変色が避けられません。色や質感を天然の歯に近づけるためには、セラミックと呼ばれる材料を使用します。

そこで、今回は保険の治療をセラミックに交換するメリットについて紹介します。

保険の治療は最低限の治療に限られている


保険の治療は、治療費が3割以下の負担で受けることができる素晴らしい制度ですが、噛めるようにするための最低限の治療に限られています。

近年では保険でも白い歯にすることが可能になりましたが、使用できる材料に限界があります。

例えば、白い詰め物を保険の治療で行った場合、入れた直後は美しく見えても数ヶ月後には変色します。また、強度が不十分のためすり減ったり、割れたりする可能性があります。

銀歯の場合材料の性質上、削った歯と銀歯がぴったり合うものができません。歯と銀歯の間にわずかに隙間があり、その隙間を接着剤でカバーします。しかし、時間とともに接着剤が劣化して隙間が生じます。その隙間からむし歯になてしまい、銀歯の下でむし歯が広がっている症例が非常に多いです。また、金属アレルギーや歯肉が黒くなってしまうメタルタトゥーを引き起こす可能性があります。

保険治療のメリットは保険が適用されるので、費用が抑えられますが、メリットとデメリットをよく比較し検討することをおすすめします。

保険の治療をセラミックにするメリット


セラミックは陶器のことですが、歯科用セラミックは陶器よりも強く硬い材料が用いられています。天然の歯と同じ色調や透明感を再現することが可能です。

白く透明感があり、審美性が高い
セラミックは審美性が高いです。まるで本物の歯のように、白く透明感のある美しい歯に仕上げることができます。

汚れが付きにくく変色しにくい
ツルツルした表面をしているため、汚れが付きにくく、むし歯になるリスクを軽減できます。セラミックはほとんど劣化することがなく、変色することがありません。

金属アレルギーが起こらない
金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がありません。

二次カリエスになりにくい
二次カリエスは詰め物や被せ物の隙間に細菌が入り、再度むし歯になってしまうことです。
保険の銀歯に比べると、削った歯とセラミックの間に隙間ができにくいため、二次カリエスになりにくいです。

保険の治療をセラミックにするデメリット


メリットが多いセラミックですが、デメリットもあります。

保険外治療のため、費用が高額になる
セラミックは自由診療のため、保険の治療と比べると費用が高額になります。

割れたり欠けたりすることがある
金属の被せ物と比べると強度が劣ります。セラミックは強い衝撃に弱く、歯ぎしり、くいしばりがある方は割れたり、欠けたりする可能性があります。その場合は歯にかかる力を緩和するために、就寝時にナイトガードと呼ばれるマウスピースの使用をするなど工夫が必要です。また、転倒などの事故で欠けてしまうことがあります。

セラミック治療をする患者さん、増えています


現在ある患者様の、お口の中の治療済みの銀歯やプラスチックの歯10本を、順次セラミックのキレイな歯にする治療を行いました。

初診時は銀歯や変色した詰め物が多く、口の中の見た目を気にしていたので、思い切ってセラミック治療の希望をされました。治療するたびにどんどん白く、キレイになっていく自分の歯を見てとても喜んでくださいました。その後はセラミックの歯を大事にしようと、セルフケアも定期検診も欠かさず取り組まれています。

今までは女性の患者様が多かったのですが、セラミック治療に対する意識が変わってきており、最近では男性の方のご要望も多くなっています。性別も年齢も関係なく、自然な見た目の歯を取り戻したい方はご相談ください。