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インプラント治療について

2021年02月19日
[治療の話]

歯を失って隣合う歯がない場合、治療方法の選択肢は「入れ歯」か「インプラント」になります。治療方針を提案の際に、ほとんどの人は「インプラントは怖い」と漠然と思い、入れ歯にしてしまいます。

しかし、入れ歯で噛み心地など満足できるでしょうか?
ほとんどの人が「噛めない」と答えるはずです。

インプラントは安全性が高く、信頼できる治療方法です。今回はインプラントについてお話しします。

インプラントとは


インプラントとは、体内に埋め込む人工物の総称です。歯科では歯を失った場合、顎の骨に「人工歯根」を埋め込み、それを土台に「人工歯」を装着する治療方法です。

インプラントは3つの構造からできています。
1.顎の骨に埋め込む人工歯根「フィクスチャー」
2.その上に取り付けつる土台「アバットメント」
3.歯の部分にあたる人工歯「上部構造」

フィクスチャーの素材は、骨とチタンが結合することから、チタンまたはチタン合金で作られています。

インプラント治療のメリットとデメリット


インプラント治療にはメリットとデメリットがあります。インプラント治療の前に理解を深め、治療方針を選択することが非常に大切です。

インプラントのメリット

インプラントはブリッジや入れ歯にはない多くのメリットがあります。

歯があった頃の噛み心地が思い出せる
インプラントの最大のメリットは、歯があった頃と同じような感覚でものを噛めることです。味覚や食感がよくわかり、好きなものを美味しく食べられます。
食事が楽しくなり、よく噛めることによって健康的な生活を送ることができます。

本物の歯と同じような見た目で気付かれない
まるで歯肉から歯が生えてるかのようにインプラントが入ります。本物の歯と同じような見た目で、周囲から気付かれません。

残った歯を守ることができる
ブリッジや部分入れ歯では、周囲の健康な歯を削る必要があります。インプラント治療では歯を失った場所にインプラントを埋め込むので、残った歯を傷つけず守ることができます。

インプラントのデメリット

メリットばかりのインプラントですが、デメリットも理解しておきましょう。

保険が効かないので高額になってしまう
インプラント手術では自由診療の為、全額自己負担になります。
デンタルクリニックWHITIAでは装着する人工歯によって異なりますが、インプラント1本390,500円〜です。

治療期間が長くなる
インプラントの治療期間の目安は半年〜1年です。
期間が長くなってしまう理由は、骨とインプラントが結合するまで待たないといけません。最終的な人工歯を入れるまで1年近くかかってしまうことがあります。

外科手術が必要
顎の骨にインプラントを埋め込む手術が必ず必要になります。麻酔を打つので術中は痛みはありませんが、術後に痛みや腫れ、内出血を伴う場合があります。
手術を行う為、糖尿病、高血圧、骨粗鬆症の方はインプラント治療ができない場合があります。
全身疾患があり、インプラント治療をご希望の方は必ず歯科医師に申し出てください。

インプラントのお手入れが必要
インプラントは虫歯になることはありませんが、メインテナンスを怠ると歯周病(インプラント周囲炎)になる可能性があります。
インプラントを入れたから「一生安心」ではなく、インプラントにあったセルフケアとプロによる定期的なチェックが非常に大切です。

インプラントは安全性が高い、信頼できる治療方法


1952年にスウェーデンの学者であるペル・イングヴァール・ブローネマルク教授は骨とチタンが結合すると発見しました。このことを「オッセオインテグレーション」といいます。

そこから多くの研究を経て、世界中でインプラント治療が取り入られてきました。チタンを使用したインプラントはすでに40年以上の歴史があり、今では安全性が高い信頼できる治療方法として確立しています。

インプラントを入れた患者様からは「食べ物が美味しく食べられるようになった」というお声をたくさん聞きます。長年、入れ歯だった患者様からは「もっと早くインプラントにしておけばよかった」というお声もいただきます。

インプラントは、失った歯を補う為の効率的な治療方法です。入れ歯で諦めないで、インプラントにしてみませんか?